【11月30日 AFP】米大リーグ(MLB)のニューヨーク・メッツ(New York Mets)は29日、ヨエニス・セスペデス(Yoenis Cespedes)外野手が4年総額1億1100万ドル(約124億円)で再契約に合意したことを発表した。

 4700万ドル(約53億円)の契約を破棄し、メッツからフリーエージェント(FA)になっていたキューバ出身のスラッガーのプレー先には、ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)やロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)といった名前も挙がっていた。

 しかし、セスペデスがこの日、外野手としては史上最高レベルの提示に応じたことで、先行きが不透明だった状況に素早い決着がつく形となった。

 2015年のワールドシリーズで、メッツの主軸としての役割を担ったセスペデスは今季、太ももの故障に見舞われながらも、132試合の出場で31本塁打86打点を記録し、チームのプレーオフ進出に貢献している。(c)AFP