【11月28日 AFP】インドネシア・カリマンタン(Kalimantan)島に位置する北カリマンタン(North Kalimantan)州で日に同国軍のヘリコプターが墜落した事故で、パイロットが3日後に生きて救出された。軍が28日、明らかにした。だが、他の乗員4人の行方はまだ分かっていないという。

 パイロットは27日、同州の山間部に墜落したインドネシア軍の「ベル412(Bell 412)」ヘリコプターの残骸のそばで、負傷した状態で発見された。同機はマレーシア国境に近い遠隔地にある駐屯地への補給品の移送中に墜落した。

 同軍のサブラル・ファディラ(Sabrar Fadhilah)報道官は「(陸路で)事故現場に行くことができないため、パイロットは空から救出された」と述べ、病院に搬送されたことを明らかにした。

 しかし報道官は、他の乗員4人はヘリコプターの残骸近くでは発見されていないと述べた。救急隊が捜索活動を続けているという。(c)AFP