【11月27日 AFP】ラグビーのテストマッチが26日、各地で行われ、イングランドは試合のほとんどを14人で戦ったものの、アルゼンチンを27-14で下し、連勝を13に伸ばした。

 エリオット・デイリー(Elliot Daly)がイングランドのバックスの選手としては史上初めて試合開始4分で退場処分を受けると、アルゼンチンも試合終盤にエンリケ・ピエレット(Enrique Pieretto)がレッドカードを受け、この他にもイエロカードが4枚出るなど、試合は荒れた展開となった。

 激しく荒々しい一戦を制したイングランドは、南アフリカ戦とフィジー戦に続き、今秋のテストマッチシリーズで3勝目を挙げている。

 イングランドはペナルティートライとジョニー・メイ(Jonny May)のトライで、流れの悪かった今年最後の試合を白星で締めくくろうとしたアルゼンチンの望みを絶った。イングランドでは、オーウェン・ファレル(Owen Farrell)がキックから17点を挙げている。

 イングランドのベン・ヤングス(Ben Youngs)は、「序盤にエリオットを失ったのは痛手だった。あそこから僕らは規律を守って戦わなければならなかった。一年を通じて負けなしというのは素晴らしいし、この12か月間で僕らがどれだけ成長できたかを見せることができた。僕らは常に学んでいるし、イングランド代表選手にとってはエキサイティングな時期だ。歴史を作りたい」とコメントした。(c)AFP