【11月26日 AFP】イラン北部セムナン(Semnan)州で25日、列車同士が衝突して炎上する事故があり、緊急当局によると44人が死亡、82人が負傷した。

 同州知事が国営テレビに明かしたところによると、事故は発生したのは首都テヘラン(Tehran)と同国第2の都市マシュハド(Mashhad)を結ぶ幹線鉄道。午前7時50分(日本時間午後1時20分)、北西部タブリーズ(Tabriz)からマシュハドに向かう途中で停止していた急行列車に、後続の旅客列車が突っ込んだ。

 急行列車は、人為的ミスによって線路上に停止していたとされる。追突された急行列車の2両が炎上。追突した側の列車の前方4両が脱線して横転した。(c)AFP