【11月25日 AFP】シリア北部の激戦地アレッポ(Aleppo)東部の反体制派支配地域で24日、政府軍の空爆と砲撃があり、子ども5人を含む少なくとも32人の市民が死亡した。在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が明らかにした。

 同監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表がAFPの取材に語ったところによると、反体制派地域の複数の地区が攻撃を受け、「がれきの下に多くの負傷者と遺体が埋まっている」という。

 監視団によれば、政府軍が15日にアレッポ東部への猛攻を開始して以降、これまでに子ども27人を含む少なくとも188人の市民が犠牲になったという。一方、アレッポでは政府が支配する西部でも、反体制派の攻撃で子ども10人を含む市民16人が死亡している。(c)AFP