【11月25日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)は24日、グループリーグ第5節の試合が各地で行われ、不振が続くグループKのインテル(Inter Milan)は、敵地でハポエル・ベアシェバ(Hapoel Beer-Sheva FC)に2-3の逆転負けを喫し、グループリーグ敗退が決まった。

 マウロ・イカルディ(Mauro Icardi)とマルセロ・ブロゾビッチ(Marcelo Brozovic)のゴールで、前半25分までに2点を先行したインテルだったが、後半13分に1点を返されると、その後は守護神サミル・ハンダノビッチ(Samir Handanovic)が退場処分となり、さらにはPKを決められて同点に追いつかれた。

 そして迎えた試合終盤、ハポエルは途中出場のベン・サハール(Ben Sahar)が決勝点を奪い、本拠地でチームを勝利に導いた。

 ハポエルはこれで同じグループKのサウサンプトン(Southampton FC)と勝ち点7で並んでいる。サウサンプトンは同日に行われた試合でグループ首位に立つスパルタ・プラハ(Sparta Prague)に0-1で敗れており、決勝トーナメント進出を決めるためには、12月8日に行われるハポエルとのグループ最終節で0-0の引き分けか勝利しなければならない。

 敗れたインテルは勝ち点3のグループ最下位にとどまり、最終節を残してグループリーグ敗退が決まった。

 一方、インテルと同じイタリア・セリエA勢でグループEのASローマ(AS Roma)は、エディン・ジェコ(Edin Dzeko)がハットトリックの活躍をみせるなど、チェコ王者ヴィクトリア・プルゼニ(Viktoria Plzen)に4-1で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。

 グループFのサッスオーロ(US Sassuolo)は、敵地サン・マメス(Estadio San Mames)でアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に2-3で敗戦。勝利したビルバオはKRCヘンク(KRC Genk)とともにグループ2位以内を確保し、決勝トーナメント進出を決めた。(c)AFP