【11月17日 AFP】ラグビーウェールズ代表のルーク・チャータリス(Luke Charteris)は、19日に控えるプリンシパリティ・スタジアム(Principality Stadium)での一戦では、大きく実力をつけた日本代表と相対することになると考えている。

 英カーディフ(Cardiff)で2007年以来となる試合に臨むブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)は、昨年のW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)で南アフリカから金星を挙げた英国の土を再び踏むことになる。

 欧州ツアーの初戦となった12日のジョージア戦に28-22で勝利した日本は、3年前に東京で、主力選手を数人欠いていたウェールズに23-8で勝利している。

 ウェールズ代表ロックのチャータリスは、「日本は、2、3年前からさらに力をつけてきていると言わざるを得ない。ウェールズの選手たちはチャレンジが待ち受けていると理解している。また厳しい一戦になるだろう」と語った。

「チームは(W杯の)南ア戦での勝利を見ていた。応援していたよ。W杯の利点は、ほとんど対戦しないようなチームと戦えることだ」

「(W杯で)スコットランドは短い休養しかなかった日本と対戦できて、かなりラッキーだったと思う。そうじゃなかったら、あの試合はもっと面白いものになっていた」

 ジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)ヘッドコーチ(HC)が率いる日本についてチャータリスは、「W杯以降、日本は首脳陣が変わって新たな世代の選手が入って変化しているとはいえ、土曜日(19日)は厳しいものになるだろうと心得ている」と警戒している。

「あちらはテンポの速い試合を好む。これまで戦い慣れてきたチームとは違う。日本やルーマニア、ジョージアといったチームはどこもティア1(強豪国)とティア2(格下の国)の差を詰めてきている。その差は確実に小さくなっている」

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