【11月18日 AFP】欧州遠征中のラグビー日本代表は17日、19日に行われるウェールズとのテストマッチに臨む登録メンバーを発表し、前回のジョージア戦から4人を入れ替えた。

 12日の試合でジョージアに28-22で勝利したブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)は、勢いに乗って英カーディフ(Cardiff)に乗り込んだものの、ジョージア戦で2トライを記録したレメキロマノラヴァ(Lomano Lava Lemeki)が負傷のため欠場することになった。

 レメキの代役は山田章仁(Akihito Yamada)が務める一方で、反対側のウイングはカーン・ヘスケス(Karne Hasketh)の代わりに福岡堅樹(Kenki Fukuoka)が出場することになった。

 フォワード陣では、アニセサムエラ(Samuela Anise)が谷田部洸太郎(Kotaro Yatabe)の代わりにロックを務め、畠山健介(Kensuke Hatakeyama)が伊藤平一郎(Heiichiro Ito)の代役としてタイトヘッド・プロップに入ることになる。

 ジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)ヘッドコーチ(HC)は、英国放送協会(BBC)に対し、「多くの選手が日本に残るなかで、最強の布陣を組んだ。それでも、今回の遠征メンバーが最強であることは間違いない」と語った。

 現役時代に元ニュージーランド代表として活躍した経歴を持つジョセフHCは、「私は現実主義者であり、厳しい状況であることは分かっている。とはいえ、いくつかプランは立てており、相手にプレッシャーをかけられると考えている」と述べている。

「理想的なのはフィールド全体でプレーして、トライにつなげていくことだ。多くのチャンスはセットプレーから生まれるので、今週は広いエリアでの練習に励んできた。速攻を仕掛けられたら、トライを決める自信はある」

(c)AFP