【11月16日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)南米予選は15日、各地で行われ、チリがアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)の2ゴールの活躍などでウルグアイを3-1で下した。

 サンチェスは先日の最終調整中にハムストリングを痛め、自身が所属するアーセナル(Arsenal)のアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督の怒りを招くリスクを冒しての出場だった。

 しかしこの試合、好調のサンチェスは故障の影響を感じさせないプレーで、後半に2得点を記録。エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)のゴールで先制したウルグアイからの逆転勝利に大きく貢献した。

 前半はカヴァーニやルイス・スアレス(Luis Suarez)の動きでチリの守備陣を手玉に取っていたウルグアイは逆転を許し、試合終了間際にはPKのチャンスを獲得したものの、スアレスのキックはGKクラウディオ・ブラーボ(Claudio Bravo)によってセーブされた。

 また、この日試合が行われたエスタディオ・ナシオナル(Estadio Nacional)での両国の激突は、コパ・アメリカ(2015 Copa America)以来で、その時はチリが9人のウルグアイを破っていた。(c)AFP