【11月16日 AFP】イラク軍は約4週間前に開始した同国北部モスル(Mosul)をイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」から奪還する作戦で、これまでに同市東部の3分の1以上の解放に成功したことをイラク内務省報道官が15日、テレビ放送された記者会見で明らかにした。

 イラク軍は先月17日、イラクでISが掌握している最後の都市であるモスルの奪還作戦を開始。モスルの北と東と南から進軍していた。

 ISは2014年、首都バグダッド(Baghdad)の北と西の広い範囲を制圧したが、イラク軍は米軍主導による空爆の支援を受けて、ISが掌握していた地域の大半の部分をすでに奪還している。(c)AFP