【11月15日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFC(New York City FCNYCFC)は14日、フランク・ランパード(Frank Lampard)が、今季終了後の契約満了をもってクラブを退団することを発表した。

 以前はイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属した38歳のランパードは、チームのウェブサイト上で、「NYCFCでの時間が終わりを迎えるにあたり、この2年間で優しさとサポートをくれた多くの人々に感謝したい」と語った。

「チームメートとのプレーは喜びだったし、素晴らしいファンたちは私に信じられないほどのサポートと支援をしてくれた。ここでの時間を本当に楽しんできたし、このようなすごい街で、偉大なクラブのためにプレーする機会を得られたことを、ありがたく思っている」

 また、NYCFCのパトリック・ビエラ(Patrick Vieira)監督は、「皆、彼の中盤からの得点について話すが、1年間ともに働いてみて、ゴールだけでなく、それよりもっと大きなものをもたらしてくれると言えるよ」としたうえで、「フランクがロッカルームに持ってきたものは、今年のわれわれを大きく助けてくれた彼の経験や、勝者のメンタル、チームの若手への指導などと同じくらい重要なものだ」とコメントした。

 2014年にNYCFCに加入後、計31試合の出場で15得点を記録したランパードの去就は、今回の発表では明らかにされなかった。(c)AFP