【11月18日 AFP】ブラジル南東部ミナスジェライス(Minas Gerais)州で発生した鉄鉱石鉱山ダムの決壊事故から今月5日で1年が経った。大きな被害を受けた同州パラカトゥ・デ・バイショ(Paracatu de Baixo)には今も、泥流が押し寄せた痕がくっきりと残っている。

 ブラジルの資源開発大手バーレ(Vale)と英豪系鉱業大手BHPビリトン(BHP Billiton)の合弁企業サマルコ(Samarco)が運営する鉱山で2015年11月5日に起きた同事故では19人が死亡、ドーセ川(Doce River)の生態系が破壊され、ブラジル史上最悪の鉱山事故となった。(c)AFP