【11月9日 AFP】(更新)米大統領選の投票が行われている中、米カリフォルニア(California)州で8日午後に銃撃事件があり、2人が死亡、2人が負傷した。事件を受けて近くの投票所2か所が閉鎖された。当局者が明らかにした。

 ロサンゼルス郡消防局(Los Angeles County Fire Department)の報道官バネッサ・ロサノ(Vanessa Lozano)氏がAFPに語ったところによると、事件はロサンゼルス(Los Angeles)の約40キロ東に位置するアズサ(Azusa)の住宅地で起きた。

 アズサの警察当局によると、現場に到着した警察官らが「銃撃による複数の被害者」を発見し、警察官らも銃撃を受けたという。また銃撃した男1人はその後、現場で死亡が確認されたという。

 ロサンゼルス郡保安局(Los Angeles Sheriff's Department)は声明で「男性1人が搬送先の病院で死亡が確認され、他に女性2人が病院に搬送されたが共に重体」と述べた。

 事件当時の詳しい状況は明らかになっていない。

 アズサ警察は他にも容疑者がいる可能性があるとして周辺を捜索しており、住民に事件現場に近づかず安全な場所にとどまるよう呼び掛けた。

 現地当局者によると現場近くの2か所の投票所と学校が閉鎖された。有権者には別の投票所で投票するよう呼び掛けられている。(c)AFP