【11月8日 AFP】16-17NBAは7日、各地で試合が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は、1試合13本の3ポイントシュートを決め、新記録を樹立したステフェン・カリー(Stephen Curry)の活躍などで、ニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)を116-106で下した。

 4日のロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)戦で3ポイントシュート成功記録が連続157試合で途絶えたカリーだったが、この日は46得点を記録する名人芸を披露した。

 試合前までは、1試合12本でコービー・ブライアント(Kobe Bryant)とドニエル・マーシャル(Donyell Marshall)の記録と並んでいた昨季の最優秀選手(MVP)は試合後、「かなり良い記録だ。このリーグでほかの選手がシュートする様子を見ていると、長くは残らないだろうと思う。しかし、3ポイントの記録を持つのはとても特別だ」と語った。

 レイカーズ戦で10本の3ポイントシュートをすべて失敗していたカリーだが、過去2年間で初めて不発に終わった余韻に浸ることはなかったという。

「今夜は10本中0本に終わったというのは頭になかった。ここ2日間の練習では少し考えていたが、それで終わりだった。シュートを打ち続けられたのは良かったし、ありがたいことに入った」

 またカリーは、「みんなが試合を通して素晴らしいスクリーンをセットしてくれた」と話し、自身の爆発的な結果を手助けしたチームメートにも感謝を示した。

 この日の勝利で、ウォリアーズが今季の成績を5勝2敗とした一方、チームの大黒柱アンソニー・デイビス(Anthony Davis)が33得点をマークするも敗れたペリカンズは0勝7敗と苦しんでいる。デイビスは今季、1試合平均30得点の数字を残している。(c)AFP