【11月6日 AFP】豪ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州で、デンマーク人バックパッカーがワニの写真を撮ろうとして誤ってワニの上に落ちてしまったが、腕のけがだけで難を逃れた。

 地元紙ウエスト・オーストラリアン(West Australian)が5日伝えたところによると、デンマーク人のジョニー・ボンデ(Johnny Bonde)さん(27)は4日、同州北部にあるカナナラ(Kununurra)湖でワニを目撃し、写真を撮ろうと湖畔の土手に腰を下ろした。ところがボンデさんはその土手を滑り落ちて転倒し、その先はワニの上だったという。

 ボンデさんは同紙に「水がはねて腕に少し痛みを感じた。そんなにひどくはなかったけど、あれだけ衝撃的なことはなかった」などと語った。

 ウエスト・オーストラリアン紙は、血まみれの右腕を見せるボンデさんの動画を公開した。深い裂傷を負ったボンデさんは病院で手当てを受けたという。

 ボンデさんは「愚か」だったと反省しており、「勢いよくぶつかられたら僕だって頭にくる」と述べ、ワニにかまれたのも仕方ないと語った。ボンデさんによればワニは体長2.5メートルほどだったという。(c)AFP