【11月3日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、同選手のゴールの実況を聞いて昏睡状態から覚醒したポーランド人の15歳の少年と再会した。

 2013年、ダビド・パブラチク(David Pawlaczyc)さんは自転車に乗っている際に車にひかれ、その後3か月間昏睡状態となった。

 しかしながら昏睡患者の記憶をよみがえらせる実験的手法として、レアルでのロナウドのゴールの実況を聞かされ、パブラチクさんは目を覚ましたという。

 パブラチクさんは2日、両親を伴ってワルシャワ(Warsaw)に向かい、この日欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)のレギア・ワルシャワ(Legia Warsaw)戦を控えていたロナウドと再対面した。

 レアル・マドリードの公式ツイッター(Twitter)に投稿されたビデオでロナウドは、「彼が元気な様子で僕もうれしい。健康そうで、調子もさらに良さそうだ」と語った。

 パブラチクさんは2014年、ロナウドの招待を受けてチャンピオンズリーグのボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)戦をレアル・マドリードの本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で観戦している。(c)AFP