【10月30日 AFP】男子テニスのダニエル・エヴァンス(Daniel Evans、英国)は、自分のラケットが手元に届かなかった為、パリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2016)の予選を棄権した。

 26歳のエヴァンスは、29日にルカシュ・ロソル(Lukas Rosol、チェコ)との予選初戦を控えていたが、英バーミンガム(Birmingham)からパリ(Paris)へやってきたものの、自分のラケットなどが入ったバッグが行方不明になった。

 英国のナンバー3であるエヴァンスはツイッター(Twitter)で、「ラケットの入ったバッグがバーミンガムからパリにやってこなかったので、パリ・マスターズを棄権せざるをえなかった。要するに、僕はパリへ日帰り旅行をしただけだ」と投稿した。

 今大会の出場を逃したエヴァンスだったが、自身最上位となる世界ランキング60位で年末を迎えられることが決まっている。(c)AFP