【10月30日 AFP】エジプト保健省は29日、降り始めてから3日目を迎えた豪雨の影響で各地で洪水が発生し、これまでに少なくとも18人が死亡したと発表した。

 関係者によると、27日以降、南シナイ(South Sinai)県で1人、東部の紅海(Red Sea)県で9人の死者が出た。先に南シナイ県で9人が死亡したと発表されたが、これは誤りだったとしている。

 保健省はこれに先立つ28日、ソハーグ(Sohag)県で道路が冠水してバス1台が横転する事故があり、6人が死亡したと明らかにしていた。

 エジプトではほぼ毎年秋から冬にかけて、インフラ整備が進んでいない地域を中心に降雨による洪水が発生する。(c)AFP