【10月30日 AFP】(更新)16-17フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケート・カナダ(Skate Canada International 2016)は29日、オンタリオ(Ontario)州ミシサガ(Mississauga)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)で4位と出遅れた羽生結弦(Yuzuru Hanyu)はこの日の首位に立つ183.41点を記録し、合計263.06点で2位に入った。

 優勝は、FSで176.39点の2番手につけ、合計266.95点としたパトリック・チャン(Patrick Chan、カナダ)が飾り、昨年大会に続きソチ冬季五輪金メダリストの羽生を抑え連覇を果たした。

 羽生は昨年のSPでも6位とつまずき、FSで巻き返して2位に入っていた。

 3位には、合計245.06点でケヴィン・レイノルズ(Kevin Reynolds、カナダ)が入った。SP2位の無良崇人(Takahito Mura)は、合計222.13点で8位だった。

 一方、女子FSでは前日のSPで自己ベストを更新して首位に立っていたエフゲニア・メドベデワ(Evgenia Medvedeva、ロシア)が、FSでも首位に立つ144.41点を記録し、合計220.65点で優勝を飾った。

 地元カナダのケイトリン・オズモンド(Kaetlyn Osmond、カナダ)がメドベデワと約14点差の合計206.45点で2位続き、SPで5位だった宮原知子(Satoko Miyahara)が合計192.08点で3位に食い込んだ。SPで3位だったエリザベータ・トゥクタミシェワ(Elizaveta Tuktamysheva、ロシア)は、合計187.99点で4位に終わった。

 日本勢では、本郷理華(Rika Hongo)は合計171.19点で6位、永井優香(Yuka Nagai)は合計147.56点で11位に終わった。

 ペアのFSでは地元カナダのメーガン・デュアメル(Meagan Duhamel)/エリック・ラドフォード(Eric Radford)組が、SPに続いて首位に立つ139.91点を記録し、合計218.30点で優勝。アイスダンスでは、ショートダンス(SD)で首位だったこちらもカナダのテッサ・ヴァーチュー(Tessa Virtue)/スコット・モイア(Scott Moir)組が、フリーダンス(FD)では2位になったものの、合計189.06点でタイトルを手にした。(c)AFP