【10月28日 AFP】米アップル(Apple)は27日、全面刷新したノートパソコン「MacBook Pro(マックブック・プロ)」を発表し、同日から注文の受け付けを始めた。キーボード上段に旧モデルまでのファンクションキーに代え、スマートフォンと同じタッチパネル式のスクリーン「Touch Bar(タッチバー)」を取り入れた。

 タッチバーには電子メールの作成からテキスト入力、動画や音楽の編集まで、使用中のアプリケーションに最も適した機能が表示される。

 新モデルは13インチと15インチの2種類。ともに指紋認証機能「Touch ID(タッチID)」が電源ボタンに内蔵されているため、指紋認証を使ってパソコンのロックを解除したり、ネット通販で身元を証明したりできる。

 価格は13インチ型ではタッチバー搭載機種が1799ドル(約19万円)から、従来のファンクションキーの機種が1499ドル(約16万円)から。タッチバーを標準搭載する15インチ型は2399ドル(約25万円)からとなっている。

 アップルは27日から注文を受け付け、タッチバー搭載モデルは3週間以内に、従来型ファンクションキーの搭載モデルはすぐに出荷できるとしている。

 このほか、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」やタブレット端末「iPads(アイパッド)」に対応する新しいテレビアプリケーションも公開した。 (c)AFP/Glenn CHAPMAN