【10月28日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、レスター・シティ(Leicester City)のクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督は27日、岡崎慎司(Shinji Okazaki)は必要なときにチームを押し上げることができる選手だと語った。

 昨季リーグ王者のレスターは、先週末のクリスタルパレス(Crystal Palace)戦に3-1で勝利し、リーグ戦では4試合ぶりの白星を飾った。岡崎は得点を挙げ、9月10日以来となった先発出場を自ら祝っている。

 ラニエリ監督は、走り回ってチームのテンポを決める岡崎の重要性を、優勝オッズ5000倍ながらタイトルを獲得した昨季から使っている言い回しで表現した。

「彼はハードワーカー。時折ゴールに遠いところにいるが、ボールがペナルティーエリア近くに来ればシンジはいつもそこにいる。プレスを多くかけてくれるから彼はとても重要だ。彼はチームの『ジリジン、ジリドン』だ。選手を目覚めさせる、そのベルを彼は持っている」

 パレス戦でのゴールがリーグ戦では今季初得点となった岡崎だが、全体的なパフォーマンスはチーム内での価値を示すものだった。

 この試合で30歳の岡崎は11.66キロを走覇。チームメートでストライカーのジェイミー・バーディー(Jamie Vardy)やイスラム・スリマニ(Islam Slimani)が残した今季全出場試合での走行距離を、1キロ以上上回っていた。(c)AFP