【10月27日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2016-17)は26日、4回戦の第1戦が行われ、アウェーのレアル・マドリード(Real Madrid)は3部のクルトゥラル・レオネサ(Cultural Leonesa)に7-1で大勝した。

 一方的な展開となったこの試合、レアルはマルコ・アセンシオ(Marco Asensio)とアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)がそれぞれ2ゴールずつ挙げたが、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で行われる第2戦を消化試合にするためにも、スペイン代表のモラタは少なくともハットトリックを記録すべき内容だった。

 また、ファビオ・コエントラン(Fabio Coentrao)が、故障から7か月ぶりに欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)を制したチームに復帰を果たしている。

 メンバーを落としたレアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は試合後、「試合にはとても満足している。良いスタートができたし、ゲームにも真剣に臨むことができた。私にとっては、相手にリスペクトを払い、まじめに試合を行うことが最も重要なことだ」と語った。

「しかし、われわれはまだ何かを手にしたわけではない。国王杯や欧州CLといった大会は長期戦だから、前に進み続けるのみだ」

 同大会を通算19度制しているレアルだが、前回大会はカディス(Cadiz CF)戦で出場資格のなかったデニス・チェリシェフ(Denis Cheryshev)が先発出場したことで失格処分になっていた。(c)AFP