【10月27日 AFP】イングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2016-17)は26日、4回戦の試合が各地で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は1-0でマンチェスター・シティ(Manchester City)とのダービーを制し、準々決勝進出を決めた。

 23日に行われたプレミアリーグの試合でジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督の古巣チェルシー(Chelsea)に0-4と完敗を喫したユナイテッドだったが、後半にフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)が決勝点を挙げ、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督率いるシティに先月のリーグ戦で敗れた借りを返した。

 本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)でのこの結果により、モウリーニョ監督はグアルディオラ監督との直接対決13試合目でようやく3勝目を挙げた。一方でグアルディオラ監督は、指揮官生活で初となる6戦連続未勝利を味わっている。

 モウリーニョ監督は、「選手たちはすべてをやりきって勝利に値する。満足だ。先週末はすべての面で流れが悪かったが、われわれはプロだ。ファンはあのようなネガティブな結果を心の深くに受け止めていて、ダービーのノックアウトマッチは勝利すれば誰をも良い気分にさせるのだから、きょうはそれを取り払うチャンスだった」と語った。

 ユナイテッドは準々決勝で、チェルシーに1-2と番狂わせを演じたウェストハム(West Ham)と対戦することがこの日行われた抽選で決まった。また、サウサンプトン(Southampton FC)は1-0でサンダーランド(Sunderland AFC)を退け、次戦は敵地でアーセナル(Arsenal)と相まみえる。

 25日の試合でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を下したリバプール(Liverpool FC)は、ホームにチャンピオンシップ(2部)のリーズ・ユナイテッド(Leeds United)と激突する。(c)AFP/Tom WILLIAMS