【10月26日 AFP】16-17イタリア・セリエAは25日、第10節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は守備陣に負傷者が出たことを受け、中盤のアンドレア・ポーリ(Andrea Poli)を右SBに入れ、本田圭佑(Keisuke Honda)を今季初めて先発起用したが、ジェノア(Genoa CFC)に0-3で敗れ、リーグ暫定首位に浮上するチャンスを逃した。

 前節の試合でユベントス(Juventus)との大一番を制したミランだったが、この日はジェノアのニコラ・ニコヴィッチ(Nikola Ninkovic)に先制ゴールを許すと、退場者を出した後半にはユライ・クカ(Juraj Kucka)がオウンゴールを献上し、最後はレオナルド・パヴォレッティ(Leonardo Pavoletti)に追加点を奪われた。

 首位ユベントスとの勝ち点差を2に縮め、敵地スタディオ・ルイジ・フェラリス(Stadio Luigi Ferraris)に乗り込んだミランだが、結果は完敗に終わり、ほとんどのチームが26日に今節の試合を行うなかで、3位から順位を上げることができなかった。

 一方、ホームでのミラン戦は1-0で連勝中だったジェノアは、最終的に勝利を収め、今季4勝目を挙げるとともに、首位と勝ち点6差の暫定7位に順位を上げている。(c)AFP