【10月26日 AFP】イングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2016-17)は25日、4回戦の試合が各地で行われ、リバプール(Liverpool FC)は2-1でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に勝利し、準々決勝に進出。ダニエル・スターリッジ(Daniel Sturridge)が2得点の活躍をみせ、ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督に存在をアピールした。

 プレミアリーグでは最近4試合中3試合でベンチスタートのスターリッジだったが、本拠地アンフィールド(Anfield)で出場機会を手にすると、前半9分に先制点、後半19分に追加点を挙げてスパーズを破る立役者となった。

 クロップ監督は試合後、「全体的には順当な勝利だった。チャンスはたくさんあったけれど、相手のGK(ミシェル・フォルム〈Michel Vorm〉)が素晴らしかった。全部良かった。見ごたえのある試合だったと思う」と語った。

「彼(スターリッジ)はやるべきことをやっていたし、非常に良かった。3得点か4得点は決められたと思うが、それでも本当に良かった。彼の大きな強みだし、それをまた見せてくれた」

 敗れたトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、「結果は残念だが、内容には満足している。最後まで戦い、チャンスを作った。素晴らしい経験だったし、明るい要素がいくつもあった」と話した。

 一方、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督が率いるアーセナル(Arsenal)は、元マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のヤープ・スタム(Jaap Stam)監督が指揮を執るレディング(Reading FC)に2-0で勝利し、リバプールとともにベスト8入りを果たした。

 週末のリーグ戦から大きくメンバーを入れ替えたアーセナルは、アレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)が前半と後半にそれぞれ得点を記録し、勝利を収めている。(c)AFP/Tom WILLIAMS