【10月24日 AFP】南アフリカ・サッカー協会(SAFA)は23日、先週心臓発作で病院に搬送された元同国代表のレジェンド、ニール・トヴェイ(Neil Tovey)氏が退院したと発表した。

 アフリカネーションズカップ(The Africa Cup of Nations)で優勝した国で唯一白人選手として主将を務めたトヴェイ氏は16日、同国のダーバン(Durban)でチャリティーの自転車レースに向けてトレーニングを積んでいる最中に心臓発作で倒れた。

 54歳のトヴェイ氏は昨年にも、スカッシュをプレーしている時に心不全を起こしていた。

 母国開催となった1996年のアフリカネーションズカップで主将を務めたトヴェイ氏は、当時大統領だった故ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)氏をはじめ8万人の観客が見守る中、決勝でチュニジアに2-0で勝利して優勝を果たしている。

 バファナ・バファナ(Bafana Bafana、南アフリカ代表の愛称)で52試合に出場しているトヴェイ氏は、うち29試合でキャプテンマークを巻いている。(c)AFP