【10月21日 AFP】イラク軍がイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」からの奪還作戦を進める第2の都市モスル(Mosul)の北郊で20日、米軍人1人が爆弾の爆発に巻き込まれて死亡したことが分かった。米国防当局者がAFPに明らかにした。

 この当局者は、軍人は「モスルに関連する」とみられる作戦の際に死亡したと説明した。それ以上の詳細は明かさなかった。

 ISがイラクに持つ最後の拠点であるモスルに向けては現在、イラク軍とクルド人治安部隊ペシュメルガ(Peshmerga)が多方面から進攻しており、米部隊の100人余りが助言を行っている。

 2014年にイラクでISの掃討作戦が始まって以降、同国内の戦闘で米軍人が死亡したのは4例目。(c)AFP