【10月20日 AFP】韓国軍合同参謀本部は20日、北朝鮮が同日朝に中距離弾道ミサイルの発射を試みたものの失敗したもようだと発表した。北朝鮮は15日にも中距離弾道ミサイルの試射に失敗していた。

 合同参謀本部の声明によれば、ミサイルは現地時間20日午前6時半(日本時間同7時)ごろに発射されたが直後に爆発したとみられる。米韓両軍の監視システムの分析に基づくものとしている。

 試射されたのは射程2500~4000キロで米領グアム(Guam)の米軍基地を圏内に収める中距離弾道ミサイル「ムスダン(Musudan)」とみられる。

 北朝鮮は15日にもムスダンとみられるミサイルの試射に失敗。国連(UN)安全保障理事会で非難されていた。

 ムスダンについては、専門家の間で来年にも実戦配備が可能になるとの見方が出ていた。(c)AFP