【10月20日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)は19日、グループリーグ第3節が各地で行われ、グループAのアーセナル(Arsenal)は、メスト・エジル(Mesut Ozil)とアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が真価を発揮してPFCルドゴレツ・ラズグラド(PFC Ludogorets Razgrad)に6-0で大勝した。

 前半にサンチェスが今季公式戦6点目となる見事なループシュートを沈めて勢いに乗ったアーセナルは、その後セオ・ウォルコット(Theo Walcott)、アレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)が加点し、エジルは後半だけでハットトリックを達成した。

 グループリーグ無敗のアーセナルは、決勝トーナメント進出に一歩前進し、公式戦の連勝を7に伸ばしている。

 アーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、「勝利することで自信を深めているが、気を抜いてはならない。次の試合にも緊迫感を持って臨む」とコメントしている。

「われわれには強固な布陣があり、強靭(きょうじん)なメンタルも備えているが、用心を怠らず地に足をつけて戦い続けなければならない」

 同グループのもう1試合では、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が今季初得点を挙げるなど、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)がホームでFCバーゼル(FC Basel)に3-0で勝利している。

 ハーフタイムを前にディ・マリアのゴールで先制したPSGは、後半17分にルーカス・モウラ(Lucas Rodrigues Moura da Silva)の得点でリードを広げると、同ロスタイムにはエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)がPKで3点目を挙げた。

 PSGとアーセナルは勝ち点7で並んでいる。(c)AFP/Steven GRIFFITHS