【10月20日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)は19日、グループリーグ第3節が各地で行われ、グループDのバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、アリエン・ロッベン(Arjen Robben)が3点に絡むなど躍動してPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)を4-1で下し、公式戦の未勝利を3試合で止めた。

 本拠地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)でバイエルンは、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)とジョシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)のゴールで2点を先行。前半終了間際にPSVのルシアーノ・ナルシン(Luciano Narsingh)に1点を返されたものの、後半14分にはロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowsk)が加点して再びリードを2点とした。

 すでに2点をお膳立てするなど際立ったパフォーマンスを見せていたロッベンは、試合終盤には自身も得点を記録し、前節アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に0-1で敗れたチームを勝利に導いた。

 公式戦で3試合白星から遠ざかり、ドイツメディアから「小さな危機」と騒ぎ立てられていたバイエルンにとって、この試合の結果とパフォーマンスは必要とされていたものだった。

 しかしバイエルンにとって今回の結果は、広大なスペースを空けたPSVディフェンスの甘さに助けられた側面が強い。事実、総シュート数はバイエルンの26本に対し、PSVはわずか7本だった。

 グループのもう1試合では、首位アトレティコが1-0でFCロストフ(FC Rostov) を下している。2位バイエルンはアトレティコを勝ち点3差で追っており、PSVは勝ち点1で3位につけている。(c)AFP