【10月19日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)は18日、グループリーグ第3節が各地で行われ、グループHのユベントス(Juventus)は、後半早々に退場者を出して10人になりながらも、途中出場のフアン・クアドラド(Juan Cuadrado)が後半に決勝点を奪い、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に1-0で勝利した。

 ユベントスは前半にリヨンのアレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)のPKを守護神ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)が止めたものの、後半に入るとマリオ・レミナ(Mario Lemina)が2枚目のイエローカードで退場となり、アウェーで1人少ない状態での戦いを強いられた。

 それでもユベントスは、途中出場のクアドラドが後半31分に決勝点を決め、スタジアムに詰めかけたホームのファンを凍りつかせると、これで勝ち点を7に伸ばし、グループでの足場をさらに固めている。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、「アウェーでの戦いはいつでも難しい。レミナの退場はある意味でありがたかった。数的不利になって以降、選手が良いプレーを披露していたように思えたからね」とコメントした。

 対するリヨンは、たびたび好セーブを披露するブッフォンの牙城を最後まで崩せなかった。主将のマクシム・ゴナロン(Maxime Gonalons)は、「これ以上は望めない。すべてを出し切った。戦術的な試合になった。チャンスはあったが、ブッフォンが絶好調だった。すごかったよ」と話している。

 グループのもう1試合では、セビージャFC(Sevilla FC)が敵地でディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)に1-0で勝利。この結果、グループHではユベントスとセビージャが勝ち点7で並び、これを勝ち点3のリヨンが追っている。