【10月19日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)は18日、グループリーグ第3節が各地で行われ、グループGのレスター・シティ(Leicester City)はリヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)のゴールが決勝点となり、FCコペンハーゲン(FC Copenhagen)を1-0で下し、3連勝で決勝トーナメント進出に大きく近づいた。

 昨季のイングランド・プレミアリーグで誰もが予想すらしなかった成功を収めたレスターは、前半40分にマフレズのボレーシュートで先制すると、守ってはコペンハーゲン(Copenhagen)出身の守護神カスパー・シュマイケル(Kasper Schmeichel)が終了間際のピンチをビッグセーブでしのいだ。

 チャンピオンズリーグ3試合を戦い終えていまだ無失点のレスターは、2位と勝ち点5差のグループ首位を守っており、11月2日に行われる敵地でのコペンハーゲン戦に勝利すれば、決勝トーナメント進出が決まる。

 国内リーグでは第8節終了時点で早くも4敗目を喫し、優勝争いから実質的に脱落する苦しい戦いが続いているレスターだが、欧州の舞台では優勝オッズ5000倍の低評価を覆した昨季を思い起こさせる快進撃を見せている。実際、レスターがグループ3試合で挙げた勝ち点9という数字は、リーグ戦8試合で挙げた勝ち点よりも1ポイント多い。

 一方、敗れたコペンハーゲンは24試合ぶりの敗戦となったが、グループ2位を守っている。グループのもう1試合では、FCポルト(FC Porto)が2-1でクラブ・ブルージュ(Club Brugge)に勝利した。(c)AFP/Tom WILLIAMS