【10月20日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)は19日、グループリーグ第3節が各地で行われ、グループCのFCバルセロナ(FC Barcelona)は、リオネル・メッシ(Lionel Messi)がハットトリックを達成するなど、元指揮官のジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が率いるマンチェスター・シティ(Manchester City)を4-0で退けた。

 前半17分にシティのフェルナンジーニョ(Fernandinho)がペナルティーエリア内で足を滑らせると、このミスを突いて先制点を挙げたメッシは、相手GKクラウディオ・ブラーボ(Claudio Bravo)が退場した後の後半16分にも追加点を挙げた。

 8月にカンプ・ノウ(Camp Nou)を離れ、ジョー・ハート(Joe Hart)に代わりシティの守護神を務めるチリ代表のブラーボは、ペナルティーエリアの外に飛び出してクリアしたボールをルイス・スアレス(Luis Suarez)に奪われると、スアレスのシュートを手でブロックしてしまい退場処分を受けた。

 さらに24分にゴールを決めたメッシは、チャンピオンズリーグで自身2試合連続となるハットトリックを達成。その後バルセロナは、途中出場のジェレミ・マシュー(Jeremy Mathieu)が2度目の警告を受けて退場となったものの、試合終了間際にはネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)がPK失敗のミスを帳消しにする4得点目を挙げた。

 この結果3連勝を飾った首位バルセロナは、2位シティとの勝ち点差を5に広げている。

 英BTスポーツ(BT Sport)に対しグアルディオラ監督は、「同数でも厳しい戦いで、10人対11人の戦いはオープンな展開になる。われわれは強烈な個性を持つチームと戦った」とコメントしている。

「レッドカードで試合は終わってしまった。ブラーボとは話をした。落ち込んでいたが、それも試合の一部なんだ」

 グループのもう1試合は、ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)が、共に相手DFコロ・トゥーレ(Kolo Toure)のミスを突いてラース・シュティンドル(Lars Stindl)とアンドレ・ハーン(Andre Hahn)が得点して敵地でセルティック(Celtic)を2-0で下し、今大会初の勝ち点3を手にした。(c)AFP/Martyn WOOD