【10月18日 AFP】男子テニスの最新の世界ランキングが17日に発表され、上海マスターズ(2016 Shanghai Rolex Masters)で優勝を果たしたアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が首位を走るノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)との差を縮め、シーズン終了を前に王座を奪う可能性が出てきた。

 今週の発表で1万485ポイントとした29歳のマレーは、今シーズン残るエルステ・バンク・オープン(Erste Bank Open 2016)、パリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2016)、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2016)の3大会で勝利すると、現在1万2900ポイントのジョコビッチを上回って世界1位に立つことができる。

 また、スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)がマレーに次いで3位を維持。ミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)は順位を2つ上げて、4位に浮上している。錦織圭(Kei Nishikori)は先週から順位を1つ下げて5位となった。

 最新のATPランキングは以下の通り。

1位:ノバク・ジョコビッチ/1万2900ポイント

2位:アンディ・マレー/1万485ポイント

3位:スタン・ワウリンカ/5820ポイント

4位:ミロス・ラオニッチ/4690ポイント

5位:錦織圭/4650ポイント

6位:ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)/4380ポイント

7位:ガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)/3815ポイント

8位:ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)/3720ポイント

9位:トマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)/3300ポイント

10位:ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)/3250ポイント

(c)AFP