【10月18日 AFP】米大統領選で、支持率の低下や相次いで浮上する性的暴行疑惑に直面している共和党候補、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は17日、大統領選で「大規模な不正投票」が行われているとの持論を改めて展開した。

 本選までわずか3週間を迎え、トランプ氏は選挙制度に関する批判を強めており、同氏が敗北した場合に騒乱を生む恐れを懸念する声が上がっている。同氏のこの訴えについては、共和党員らも断固否定している。

 同氏はツイッター(Twitter)に、「当然ながら、大規模な不正投票が選挙日当日とそれ以前にも起こっている。共和党指導部は、今起きていることをなぜ否定するんだ? 本当にうぶだ!」と投稿。不正投票の根拠については明示していない。

 一方、共和党の副大統領候補マイク・ペンス(Mike Pence)・インディアナ(Indiana)州知事は16日、CBSニュース(CBS News)のインタビューで火消しに動き、共和党陣営は「選挙結果は絶対に受け入れる」との考えを示した。(c)AFP/Michael Mathes