ペイトリオッツとカウボーイズが快勝、戦績を5勝1敗に伸ばす
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【10月17日 AFP】16NFLは16日、第6週の試合が行われ、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)とダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)は両QBが3本のタッチダウンパスを通す活躍を見せて勝利し、今シーズンの成績を5勝1敗に伸ばした。
ペイトリオッツのQBトム・ブレイディ(Tom Brady)は35本中29本のパスを通して376ヤードを獲得し、チームは35-17でシンシナティ・ベンガルズ(Cincinnati Bengals)に勝利。一方、ルーキーQBのダック・プレスコット(Dak Prescott)が18本のパスを成功させ247ヤードを獲得したカウボーイズは、30-16でグリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)を下した。
ブレイディはジェームズ・ホワイト(James White)に2本、ロブ・グロンコウスキー(Rob Gronkowski)に1本のタッチダウンパスを通し、この試合でキャリア通算のパス成功数5000本を達成した。また、レギュラーシーズンのホームゲームでは2006年以降の戦績を49勝1敗としている。
「デフレートゲート(deflategate)」スキャンダルによる4試合出場停止処分からの復帰2試合目に臨んだブレイディは、「5勝1敗にできて良かった。まずまずの位置につけている。自分としてはもっとできると思うし、それは攻撃陣も一緒だ」と語った。
一方、負傷したQBトニー・ロモ(Tony Romo)に代わり出場したプレスコットは、キャリア開始から163本連続インターセプト無しでパスを成功させて、ブレイディが持っていたNFLの最多記録を更新した。しかし、パッカーズ戦ではモーガン・バーネット(Morgan Burnett)にインターセプトを喫し、その記録は176本目で途切れている。
ロモは2週間ほどで復帰するが、プレスコットを先発の座から追いやることはできないかもしれない。
プレスコットは、「それはコーチ陣が決めることです。自分はチームに入って懸命に働いて、チームを勝利に導くために全力を尽くすだけです」と語っている。
両チームを勝率で上回っているのは、今週の試合がなかった5勝0敗のミネソタ・バイキングス(Minnesota Vikings)のみとなっている。
アトランタ・ファルコンズ(Atlanta Falcons)とオークランド・レイダース(Oakland Raiders)は、4勝1敗として今週を迎えた。しかし、今季最高の得点数を誇っていたファルコンズは、リーグ最強の守備陣を擁するシアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)に24-26で、レイダースはカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)に10-26でそれぞれ敗れ、ともに戦績を伸ばせなかった。(c)AFP