【10月17日 AFP】(更新、写真追加)ミャンマー中部を流れるチンドウィン(Chindwin)川で先週末、通勤・通学客が大勢乗ったフェリーが転覆する事故があり、これまでに32人が死亡、154人が救助された。地元当局が17日、発表した。

 事故が起きたのは15日早朝で、フェリーは北部ホマリン(Homalin)から中部モンユワ(Monywa)へ向かっていた。捜索隊が川底に沈没した船体を発見し、32人の遺体を収容したが、多数が行方不明となっており、救助関係者によると死者は100人に達する恐れがあるという。

 AFPの取材に応じた地元当局者の話では、乗客の大半は学生や教師たちだった。大学生70~80人と学校教師約30人、医師など、定員よりも約100人多い240~250人が乗船していたとみられている。(c)AFP