【10月17日 AFP】女子テニス、香港オープン(Prudential Hong Kong Tennis Open 2016)は16日、シングルス決勝が行われ、大会第5シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)が6-1、6-7(4-7)、6-2でクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic、フランス)との約3時間の熱戦を制し、優勝を飾った。

 ボズニアツキが大差で第1セットを奪ったあと、ムラデノビッチは明らかに落胆し、さらに足を引きずるようなしぐさをみせた。

 しかし、右脚にバンデージを巻いて第2セットを迎えたムラデノビッチは、集中を取り戻して力強いショットとドロップショットのコンビネーションで、ボズニアツキを走らせ、タイブレークを制した。

 それでもボズニアツキは、体を曲げてラケットにもたれるしぐさを何度もみせるなど疲労したムラデノビッチをパワーと安定性で追い込み、最終セットではゲームカウント5-0と一気にリードを奪い、タイトルを手にした。(c)AFP