【10月19日 AFP】16MLBは18日、プレーオフのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、トロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)は5-1でクリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)に勝利し、ワールドシリーズ進出に望みをつないだ。3連勝で王手をかけていたインディアンスだったが、ブルージェイズをスイープで退けることはできなかった。

 ブルージェイズはジョシュ・ドナルドソン(Josh Donaldson)が本塁打を放つと、エドウィン・エンカーナシオン(Edwin Encarnacion)は2打点を記録し、先発登板したアーロン・サンチェス(Aaron Sanchez)は6回を無失点に抑え、インディアンスに今ポストシーズン初黒星をつけた。

 3回にインディアンスの先発コーリー・クルーバー(Corey Kluber)からプレーオフ初本塁打を放ったドナルドソンは、「全試合で勝利を目指してプレーしている。それは僕らがやらなくてはならないことだし、このチームはできると信じている」と語った。

 ドナルドソンの本塁打で先制したあと、エセキエル・カレーラ(Ezequiel Carrera)の適時打でリードを広げたブルージェイズは、インディアンスのロベルト・ペレス(Robert Perez)の適時二塁打で1点を返されたが、7回の満塁の好機にエンカーナシオンが2点適時打を放つと、8回にも追加点を挙げた。

 19日の第5戦は再びトロント(Toronto)で行われ、依然としてインディアンスが1997年以来となるワールドシリーズ出場に王手をかけている。(c)AFP/Rebecca BRYAN