【10月16日 AFP】16-17スペイン1部リーグは15日、第8節の試合が行われ、公式戦で4試合連続引き分け中だったレアル・マドリード(Real Madrid)は、前半だけで4得点を奪うなど、レアル・ベティス(Real Betis)に6-1で大勝した。

 レアルは中断期間に入る前、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)と、リーグ戦で3試合連続引き分けに終わり、首位の座をアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に引き渡していた。

 しかし、2週間の中断はレアルに好影響をもたらしたようで、前半だけでラファエル・バラン(Raphael Varane)、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)、マルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)、イスコ(Isco Alarcon)が得点を挙げると、後半にはイスコとクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がゴールを決め、今季最高の内容でベティスを一蹴した。

 レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は試合後、ほっとした様子で「こちらが必要なプレー強度を保つことができれば、相手を苦しめられる。今日はそれができたが、これを続けなくてはならない。この試合は基準点だ」とコメントした。

 レアルは大量得点を奪ったものの、同日に行われた試合でアトレティコが7-1でグラナダ(Granada CF)に勝利したため、得失点差で2位となっている。(c)AFP/Kieran CANNING