【10月13日 AFP】イエメン沖を航行していた米軍のミサイル駆逐艦メイソン(USS Mason)が12日、同国の反政府勢力が掌握する地域からのミサイル攻撃の標的となったことが、米国防当局者の話により明らかになった。同艦船に対するイエメンからのミサイル攻撃は、ここ4日間で2度目。

 匿名で取材に応じた同当局者によると、攻撃があったのは同日午後6時(日本時間13日午前0時)ごろで、メイソン側は「対抗措置」を講じた。ミサイルは海上に着弾したが、これが対抗措置の結果によるものだったのかは不明という。乗員にけが人はなく、船体にも被害は出なかった。

 メイソンに向けては9日にも、紅海(Red Sea)上を巡航中にイエメンの反政府勢力が掌握する地域からミサイル2発が発射されていた。2発はともに海上に着弾し、けが人は出なかったとされる。(c)AFP