【9月29日 AFP】チリ北部の海岸ではここ数か月、打ち上げられたクジラの死骸が相次いで見つかっている。同国南部では昨年、数百頭の死んだクジラが海岸に打ち上げられているが、北部では、このような事象はこれまでまれだった。科学者らは気候変動が原因との見方を示している。

 先週末にはコキンボ(Coquimbo)の岩場で、14メートルのナガスクジラが打ち上げられて死んでいるのが見つかった。海面水温が高くなるエルニーニョ(El Nino)現象による、藻類の大量発生が関係しているとの意見も出ている。(c)AFP