【9月29日 AFP】(更新)米サウスカロライナ(South Carolina)州タウンビル(Townville)の小学校で28日、発砲があり、児童2人と教師1人が負傷した。容疑者は10代の少年で、既に身柄を拘束された。少年は自宅で父親を殺害した後、小学校を襲撃したとみられる。地元当局が明らかにした。

 地元当局によると、児童2人はそれぞれ脚部と足、教師は肩を撃たれて病院に搬送された。児童1人は手当てを受けて帰宅したが、もう1人の児童は手術を受けているという。

 一方、小学校から3キロ離れた容疑者少年の自宅から父親のジェフリー・デウィット・オズボーン(Jeffrey DeWitt Osborne)さん(47)が遺体で発見された。地元当局は小学校で発砲が起きた直後にオズボーンさんの家族からオズボーンさんが死んでいるとの通報を受けており、殺人事件として捜査を進めているが、発砲事件の容疑者が小学校に向かう前にオズボーンさんを殺害したとみられる。

 郡保安官事務所によると、容疑者の10代少年に人種差別的な動機やテロとの関連性はみられず、精神疾患があったかどうかも分かっていない。(c)AFP/Leila MACOR