【9月27日 AFP】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官と共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が初めて直接対決するテレビ討論会が、米ニューヨーク(New York)州のホフストラ大学(Hofstra University)で26日午後9時(日本時間27日午前10時)から行われる。

 女性として初めて米主要政党の大統領候補となったクリントン氏と、ニューヨーク実業界の大物からリアリティーショーのスターとなり、既存の政治体制に衝撃を与えてきたトランプ氏の1時間半の討論会を評論家らは「タイタンの戦い」と呼んでいる。

 世論調査で両候補は拮抗(きっこう)している。11月8日の投票日まで6週間となった選挙戦を左右するとみられるテレビ討論への注目はこの上なく高まっており、最大で約1億人が視聴すると予想されている。26日は「米国の方向性、繁栄の実現、米国の安全保障・治安」の3つのテーマをめぐって討論する。(c)AFP/Jennie MATTHEW, with Michael MATHES in Washington