ラグビー南ア最高峰リーグで日本人主審が歴史的一歩
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【9月25日 AFP】ラグビー、カリー・カップ(Currie Cup)は23日と24日に第8節が行われ、ブルズ(Blue Bulls)は敵地で48-26とボーランド・キャバリアーズ(Boland Cavaliers)を退け、上位4チームが進出できるプレーオフの準決勝進出を決めた。
この試合では、スーパーラグビー(Super Rugby)の審判に選出されている久保修平(Shuhei Kubo)氏が、日本人としては史上初めて125年の歴史を誇る南アフリカ最高峰リーグの主審を務めた。
久保主審は滞りなく試合を裁き、後半にはブルズの控えSHルディ・ペイジ(Rudy Paige)のノックオンの反則を見逃すことなく取り、その後のトライによる得点を認めなかった。
ケープタウン(Cape Town)の北東70キロに位置するウェリントン(Wellington)での試合には多くの人が詰め掛け、ハーフタイムの笛が吹かれた時点でもスタジアムに入ろうとサポーターが列を成していた。
試合はキャバリアーズが後半22分まで26-22とリードしていたが、その後は息切れしてブルズに四つのトライを許した。
大会得点王の立つブルズのSOティアン・スクーマン(Tian Schoeman)は、1トライに加えて5本のコンバージョンと1本のペナルティーを蹴り込む活躍を見せた。(c)AFP