【9月25日 AFP】16-17ドイツ・ブンデスリーガ1部は24日、第5節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は1-0でハンブルガーSV(Hamburger SV)に勝利したが、マッツ・フンメルス(Mats Hummels)が負傷交代し、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)戦に出場できるか不透明な状況になった。

 カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督が指揮を執るバイエルンは、リーグ唯一の開幕5連勝で首位に立っているが、フンメルスは後半5分にけがのため途中交代を余儀なくされた。フンメルスはスカイ・ドイツ(Sky Germany)に対し、「ハーフタイムの直前に膝に痛みを感じた」と話している。

「動いているうちに状態が良くなればと期待していたが、悪くなっただけだった。最初の検査で異常は見当たらなかったので単なる打撲だと考えているが、何も保証することはできない」

 アンチェロッティ監督の下でここまで公式戦8戦全勝を飾っている今季のバイエルンだが、ハンブルガー戦では終盤まで得点を奪えなかった。

 バイエルンは試合終盤、ティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)の素晴らしいパスにフランク・リベリ(Franck Ribery)が抜け出すと、そのリベリのクロスからヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)が決勝点を挙げた。

 バイエルンはこれで、2位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との勝ち点3差を維持している。ドルトムントは23日の試合で、SCフライブルク(SC Freiburg)に3-1で勝利していた。(c)AFP/Ryland JAMES