【9月25日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは24日、第6節の試合が行われ、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督が間もなく指揮官就任20周年を迎えるアーセナル(Arsenal)は、アレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)、テオ・ウォルコット(Theo Walcott)、メスト・エジル(Mesut Ozil)が得点を記録し、チェルシー(Chelsea)に3-0で勝利した。

 アーセナルの指揮官になって20年目を迎えるベンゲル監督は、2014年3月に行われた通算1000試合目でチェルシーに0-6の大敗を喫していたが、この試合では前半だけで3得点を奪うなど、同じロンドン(London)に本拠地を置くチェルシーにリーグ戦では2011年10月以来となる勝利を収めた。

 ベンゲル監督は英国放送協会(BBC)に対し、「理想は完璧な試合をすることだが、それは決してかなえられることはない。前半は完璧に近かった。悪い気はしないね」とコメントしている。

「フットボールに歴史や記念日は関係ない。その日の結果だけだ。今日は良いパフォーマンスを披露した」

 西ロンドンのライバルであるチェルシーと対戦するリーグ戦では、アーセナルにとって1997年4月に3-0で勝利して以来の大勝となり、ホームでの対戦では過去26年で最高の勝利となった。

 この結果、アーセナルは開幕6連勝で首位に立つマンチェスター・シティ(Manchester City)と勝ち点5差の3位に浮上している。

 一方、3試合勝利から見放されたチェルシーは8位に後退し、開幕3連勝は過去の出来事になってしまった。アントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は、「今日の結果を踏まえて、われわれにはハードワークが必要だと考えている。紙の上では偉大なチームなのだから」と話している。

「個人ではなくチームの問題だ。何も機能していないときに選手が良いプレーをするのは困難だ」

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