【9月24日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーのフェデックス・カップ(FedEx Cup 2016)プレーオフ最終戦、ザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2016)は23日、米ジョージア(Georgia)州アトランタ(Atlanta)のイーストレークGC(East Lake Golf Club)で2日目が行われ、ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)が通算7アンダーで首位を守り、プレーオフの勝者に与えられる1000万ドル(約10億円)のボーナス賞金獲得に一歩近づいた。

 全米オープン選手権(2016 US Open Championship)覇者のジョンソンは、2週間前のBMW選手権(BMW Championship 2016)を制してプレーオフのポイントランキング首位として臨んだ今大会の第2ラウンドで、5バーディー、2ボギーを記録してスコアを3ストローク伸ばした。

 ジョンソン、松山英樹(Hideki Matsuyama)と並び首位で2日目をスタートしたケビン・チャッペル(Kevin Chappell、米国)が、1打差の単独2位につけている。

 松山はこの日1オーバーをたたき、イーブンパーを記録した米国のケヴィン・キスナー(Kevin Kisner)と通算3アンダーで並び3位タイに後退。さらに、イングランドのポール・ケーシー(Paul Casey)、北アイルランドのロリー・マキロイ(Rory McIlroy)、米国のライアン・ムーア(Ryan Moore)が通算2アンダーで5位タイグループにつけている。

 一方、世界ランク1位のジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)は、腰の痛みを訴えて8番ホールを終えずに棄権するという残念な結果に終わった。

 デイはBMW選手権の最終日でも同じ箇所が原因で棄権したが、その際には今大会で優勝するための試練に耐えられるだろうと、慎重ながらも前向きなコメントを出していた。(c)AFP