【9月18日 AFP】世界中の子どもたち同様、内戦が続くシリアの子どもたちも遊び場が大好きだが、首都ダマスカス(Damascus)の近郊の反体制派が掌握する東グータ(Eastern Ghouta)地区にある遊び場のブランコは使用済みのロケット弾でつくられており、ジャングルジムは地下に隠されている。

 東グータ地区は反体制派の拠点で、2011年に内戦に陥って以来、政府軍の空爆と砲撃にさらされている。

 子どもたちは外で遊ばないようにという注意に慣れっこになった。だが大人たちは、それでもまだ子どもたちが楽しむことのできる独創的な方法を思い付いた。

 東グータ地区最大の町ドゥマ(Douma)では、政府軍のミグ(MiG)戦闘機がかつて雨あられと降らせたロケット弾の残骸を利用し、ブランコなどの遊具がつくられた。(c)AFP