【9月18日 AFP】ドイツ南部ミュンヘン(Munich)で17日に開幕した世界最大のビールの祭典「オクトーバーフェスト(Oktoberfest)」は、ここ数か月で相次いだ襲撃事件などを受けて例年になく警察官の姿が目立つ。

 第183回となる今年の祭典は17日正午(日本時間同日午後7時)、ミュンヘンのディーター・ライター(Dieter Reiter)市長が開幕を宣言し、始まった。

 だが、ミュンヘンのあるバイエルン(Bavaria)州では今夏、イスラム過激派による攻撃2件と精神的な問題を抱えていた移民が銃を乱射し9人が死亡する事件などがあり、オクトーバーフェスト会場のテレージエンビーゼ(Theresienwiese)は初めて、柵で囲われている。

 また、大型荷物の持ち込みは禁止され、会場には例年より100人多い600人の警察官が常時配備されている。さらに映像監視も強化されている。

 オクトーバーフェストは10月3日まで。(c)AFP